2013/11/25

デンマーク王室の肖像画やばい

ゲーム全然関係ありませんが、個人的に気になった記事の翻訳ものっけていきます。

デンマーク王室の今回公開された肖像画がこわいって話で、私の周りの美術関係者たちの間でもかなり評判悪く、おもしろいので翻訳してみました。私はこのポストモダンっぷりが結構好きですw


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デンマーク王室に『最もゾッとする家族肖像画』の栄冠

2013年11月22日オリジナル記事配信


The Danish Royal Collections
元記事及び画像の著作権は配信元の記者及び作家または団体に帰属します。
http://news.nationalpost.com/2013/11/22/danish-royal-family-wins-the-competition-for-most-horrifying-family-portrait/

この度グリュックスブルク家即位150周年を記念して描かれた、デンマーク王室の新しい肖像画だが、ただただ恐ろしい出来となった。

画家Thomas Klugeによって描かれたこの絵には、マルグレーテ2世女王とヘンリク王配殿下が長椅子に腰かけ、その周りには王家の子供たちが描かれている。

「現在、そして未来の国王である、女王陛下、王配殿下、そしてクリスチャン王子の3人が見る者の目を見つめ返す一方、そのほかの王室一家の面々は、鑑賞者の視線など気にも留めない様子で自らの世界に入り込んでいる姿が描かれている。」

「子供たちは遊びに夢中であるが、真っ直ぐ、厳めしいクリスチャン王子は一人、将来の重責を感じているようにも見える。」

『厳めしい』とは的確だ。

The Danish Royal Collections

Klugeが4年がかりで描いた、「魔法的写実主義のような」とでも言うべきこの薄気味悪い肖像画は、Laurits Tuxenが1880年代に描いた、デンマーク国王王妃両陛下と国外にも及ぶ王室一家を描いた絵画を参照している。

The Royal Danish Collections

この新しい絵画は、同画家による他の王室メンバーの肖像画と共に、ローゼンボー城のダニッシュ・ロイヤル・コレクションにて、今年11月から2014年3月まで展示される予定で、その後、女王陛下王配殿下が住むフレーデンスボー城の壁に永久的にかけられることになる。

もちろん、ここ最近反感を買った王室肖像画は過去にもある。今回と似たような議論は、2012年、英国人画家Paul Emsleyによる、ケイト・ミドルトンを描いたソフトフォーカス風の油彩画が世に出た際も巻き起こった。ケンブリッジ侯爵夫人の記念すべき最初の公式肖像画となったこの1枚は、ロンドン、ナショナル・ポートレート・ギャラリーに展示されている。

National Portrait Gallery







おしまい



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